中学野球物語

もっともっと野球が好きになる。ひたむきに野球を頑張る中学生の物語

野球って素晴らしい

今日は練習がない。

昨日、監督から「高校野球を球場に行って見てきなさい」

という課題をもらいました。

 

息子は朝から某球場に行きました。

私はそのあと息子とは違う某球場へ行きました。

 

息子は強豪校同士の試合です。

私は公立高校と私立高校の試合です。

 

私は試合の前から大方の予想はついてました。

だからではないのですが公立高校側の席に座りました。

相手は私立高校。

選手層も熱くスタンドには控え選手や父兄で多く集まってました。

こっちは父母会の人達が十数名。

席はガラガラです。

でも試合開始時にはそれなりに集まってました。

 

高校野球

もちろん勝つためにやってるのは当たり前です。

いろいろ議論はあるのもわかります。

全国制覇を目指す強豪私学と単なる部活動の公立高校。

考え方や想いに違いはあるけれども野球が好きな子供たちに変わりはない。

公立高校が甲子園を目指して何が悪い。

一生懸命やっているヤツを笑うやつは嫌いです。

私は公立高校出身者。

自然に公立高校を応援したくなる。

今日は縁もゆかりもない公立高校でした。

試合開始前、

公立高校の父母会の方から冷たい飲み物を頂きました。

しかも、試合途中5回のグラセンが入った時にも

熱中症対策にと、また飲み物を頂きました。

その時点で公立高校はほぼコールド負け一歩手前でした。

泣けてきたね。

ホームを踏むことはできなかった公立高校野球部。

でも、ゲーム終了後の顔は笑顔だった。

最後まで諦めずにやり切った。

野球は勝ち負けよりも尊いものがある。

負けて悔しくないはずはないだろう。

でも、今日は素晴らしい試合を見させてもらいました。

どちらのチームもかっこよかった。

相手をリスペクトしていた。

野球って素晴らしい。